2013年12月29日

七変化を目指す!?

少し前、豆腐屋さんでおからを買いました。一掴みで10円…。安すぎる(笑)。
作ったのは卯の花。砂糖を使わないレシピで、昆布と干ししいたけのだしが浸みて美味しい。ヴィーガンの一皿、できました。


大豆 → 豆腐 → おから と三変化。
豆好きで豆腐好きなので、おからも楽しんでみようと思い立ったのでした。

人の身体も変化していきます。陰ヨガでゆるみすぎた感じの身体を立て直すために、コアを探すことにしました。
ヨガのムーラ・バンダ(第一チャクラをロックすること)を意識する→骨盤底筋郡を目覚めさせる→基本姿勢が良くなる→バレエのアンドゥオールが改善される
七変化にはならなかったけれど、意識して毎日続けることの威力を実感することができました。骨盤調整は地道で面倒だけれど、効果あり。
来年も続けてあと二変化、起きてくれたら嬉しいけれど。

皆さまも良い年をお迎えください。

2013年11月23日

”最高の出来栄え”

 最近見た印象的なダンスが2つ心に残っているので、書き留めておこうと思う。

 ひとつは、まぎれもなく最高の出来栄えを観客に披露した。鍛え上げられた身体に練習で完成させたムーブメント、力強いエネルギーに乗せて感情を増幅させた数分間。その緊張感は目を釘付けにさせる迫力を観客に強いて、心を掴んでしまうもの。それを男女2人が共にレベルの高みに居て尊重し合い共鳴すると、黄金のパートナーと呼ばれたりする。バレエ史ではマーゴット・フォンティーンとルドルフ・ヌレエフ、聞くところではシルヴィ・ギエムとローラン・イレールとか。
 私が見たのは、フィギュアスケートNHK杯アイスダンスでフリーを滑ったメリル・デービスとチャーリー・ホワイトのフリーの演技。テレビ録画だったのに、目が離せなかった。

 もう一方は、上野まで観にいったシルヴィ・ギエムとマッシモ・ムッル主演の「カルメン」。上演中、私には強いられる緊張感も感情を引っ張られることも起きなかった。48歳にして今だ怖いほど鍛え上げられたギエムの身体が、まるで近所を散歩するような気楽さで舞台上を動き、タバコを吸い(マッツ・エック振付の作品なので)、ホセと対峙し、死んでいった。この有名すぎるストーリーを気負いなくあっさりと、手際よく料理された気がした。
 ”最高の出来栄え”などとっくの昔に通り過ぎて、その先に居るのだろうギエムの踊りを、私は多少困惑しながら観たと思う。ギエムとムッルが舞台上に存在し、対峙し、死んだ。私はそれを遠巻きに眺める群集のひとりだった。それが天才とも化け物とも評されるギエムの、出来栄えなのかもしれないと思えた。

2013年7月4日

陰ヨガでエネルギー充電?

ヨガクラスに来てくれたバレエダンサーの方。その日は全身の疲労感と、足の付け根(股関節)に動きづらさを感じるとのことだったので、陰ヨガのポーズを多用した内容にしてみました。

湿度が高い日が続くとだるさを感じたりします。身体の内側の流れが滞っているかもしれないので、循環させてあげるためにまずは呼吸と共に身体をのばしてみます。
身体の端から順に中央へ、水門を開けるように関節を動かすと、疲労感も流れてくれるようです。

日中に行うヨガクラスはこの後も呼吸とアサナをアクティブに進めて、エネルギーを使って深めていくのが通常です。それをあえて"陰"へとアプローチ。エネルギーを沈静化させていくように筋肉を休めて、呼吸と流れは意識し続けました。

エネルギーを活動させてからあえて沈静化させてゆく。身体とエネルギーの流れが意識的に結びついていれば、よりリラックスできる効果がありそうです。

帰り際、全身すっきりして足の付け根も軽くなりましたと喜んでくださったので、陰ヨガの効果に私が驚いてしまったのでした(笑)。

2013年5月15日

ヴィーガン玄米ランチの口福☆

上野の湯島天神近くに、「湯島食堂」があります。ヴィーガン・ベジタリアン料理の定食、ミラクルランチを平日にいただくことができます。

私はレシピ本「夢を叶える精進料理 湯島食堂のミラクルごはん」を読み、著者で料理人の本道佳子さんを知りました。本には、世界を平和にできるごはんは野菜中心の食事であり、愛のあるごはんは食べる人、その空間、そして世界中をやさしいエネルギーで満たしてくれる、そんなミラクルが起きますように…とありました。

本道さんは海外で活躍し、帰国後は農家から直接受け取った売り物にならない規格外の野菜を丸ごと使い、その国の食材をその地域に合った調理法で”21世紀の精進料理”を作っているそうです。

野菜のエネルギーをいただくことは人を温厚で平和にしてくれ、地球に優しく、世界と根っこの部分でつながることができる…以前読んだシャロン先生の本に書かれていた内容とよく似ていて、私はミラクルランチを食べてみたい!と思ったのでした。

そして、ミラクルランチを食べに行きました♪
野菜を調理しすぎないためか、野菜の歯ごたえに驚いたり、同じマリネでもそれぞれ違う味付けで楽しかったです。
汁物は古漬高菜の酸味が効いた味。バナナがマヨの代わりをするポテトサラダ(右上)。ごぼうはシャキシャキとしていて、生っぽい食感なのにえぐみは無し。れんこんはえごまで和えてもオイルっぽさは気にならず。玄米はもちもちしていて甘い。そして食事が載った木のプレートも気に入りました。デザートにバナナタルトとコーヒーまでついてきて、お腹いっぱい!でも食後にもたれる感じはなく、帰りは上野公園まで歩きました☆
また再訪してみたいと思います。



(メニューボードより)
*玄米
*大根スープ
*木の根 和え
*れんこんと小和菜 えごま和え
*先取り夏野菜のマリネ
*ポテトサラダ
*ごぼうとカブのパプリカマリネ

2013年4月3日

脱力のススメ (?)

先月、ビクター・チャン先生のYinヨガのティーチャーズトレーニングに参加してきました☆

Yinは中医学に基づく、陰陽の"陰"のこと。太陽と月のように陽と陰は正反対の性質を持つからこそ、両方が作用し合って調和を取るという考え方です。

マットの上でアサナの練習をするときは筋肉を使って身体を動かしますが、陰ヨガでは筋肉をリラックスさせて脱力していきます。
ひとつのポーズを3~5分キープすることで筋肉をリラックスさせ、骨の結合組織に働きかけて柔軟にしていくこと。特に股関節と腰椎へ効果的なポーズを下へ重くエネルギーを下げて行うことで、上半身は軽くなります。
"陰"を取り入れることで"陽"との調和が生まれ、エネルギーや血液が滞りなく流れる身体、そして生きかたへと繋がっていきます。

からだを意識することは、生きかたを意識すること。
ビクター先生のメッセージが詰まった五日間でした。

2013年2月4日

自分のヨガマット

2013年が始まったと思ったら、もう2月になっていました。投稿ペースは相変わらずですが、今年もよろしくお願いします。

少し前のことですが、ヨガクラスに来てくださっている方から、今までレンタルマットでクラスに参加してきたがヨガをこれからも長く続けていく自信ができたので自分のヨガマットを購入したいと相談されました。
ヨガがその方にとって長く続けたい存在になったことを知り、本当に嬉しかったです。

自分のヨガマットを選ぶとき、私はまず使う状況を考えてみます。自宅なのか、クラスを受けにいくときなのか。マットを持ち運ぶときの状況(徒歩なのか電車移動なのか車を使うのか)も考慮します。ヨガを受けに行くときに長さ60センチ、1キロ前後の筒状のヨガマットは、手軽な荷物とは言い難い…笑。
自宅で使うのなら重量より使い心地で選ぶことができますが、電車移動で時間がかかるとしたら軽くてコンパクトなマットが便利です。

自分のマットがあればレンタル代も節約できて、マットの上は自分の領域のような感覚で落ち着くことができるかもしれません。ヨガをするときに気持ちが落ち着いて呼吸ができポーズに取り組めるなら、ヨガマットはとても大事なものだと思います。