2014年10月3日

バランス、balance

 いつの間にか、秋になっていました。

 この夏、一緒に歩いたスニーカー。EVA素材でヴィーガンです!
メッシュは軽くて、蒸れずに涼しかった。

 先月末、担当していたマウレアでのヴィンヤサを取り入れたフロー(呼吸にのせて流れるようにアーサナと動いていく)ヨガクラスと、陰ヨガクラスを終了しました。クラスを受けてくださった方々、本当にありがとうございました。

 私にとってこの2つのクラスは表裏一体でした。
 ヴィンヤサを使って呼吸と共に身体を動かせば、エネルギーは循環し活性化して、アクティブな状態に。筋肉を働かせてアーサナを行えば熱が生まれ、風が起こり上へ上がっていく。燃えて消えてしまえば、広がりと静けさが残る…。その空いた広がり(スペース)に、水を流してあげられるのが陰ヨガ。水を含めば、馴染んで柔らかくなり重く溜まっていく。すみずみまで染み渡れば、普段は意識しない関節やその周りの硬さに気がついたり、その硬さを緩めてみるとリラックスと穏やかさが訪れたりします。それは十分な休息から、次に活動するためのパワーをもらうこと。

 どんなこともバランスが大事と言われるけれど、エネルギーの流れもバランスが大事。身体の使い方もバランスが大事。そんなことを挑戦した半年間でした。
 もう少しレベルアップしたら、また取り組んでみたいテーマです。

 

2014年5月13日

ヨガと音楽とインド


 恵比寿のヨガスタジオ マウレアでクラスの担当を始めて、とっくにひと月が過ぎていました。素敵なスタジオ&常駐しているスタッフさん達の優しさに、私が行く度に癒されて元気をもらっています♪
昨日は10年来の友人がクラスを受けに来てくれました。
彼女は仕事とは別にずっとインド古典音楽を勉強していて、ボーカルとしてライヴも始めたところ。学生当時はお互いインドやその文化に興味があった記憶はないのに、いつの間にかそれぞれインド文化に足を踏み入れていたことに驚いてしまう。もっとも、彼女のほうが先にヨガも始めていたんじゃないかしら。私はヨガを学びだしてやっと、インドと切っても切れない関係だと知ったくらいだったので(笑)。

 ヨガのプラクティスにはナーダ・ヨガ=音のヨガというものがあって、マントラを唱えたり、マントラを音階にのせて歌う=キルタンがあります。
アメリカではキルタンの歌手が何人もメジャーデビューしていて、彼らの曲は西洋音楽系のヒーリングからPOPやROCK調にアレンジされたものが多いと思います。
私はインド古典音楽に触れる機会がほとんどなかったので、彼女が歌うインド古典音楽ライヴは面白い体験でした!

ライヴに使われたタンブーラ
特に気に入ったのは、振動を伴うベース音。空間を支配し身体に響くその正体は、弦楽器タンブーラのもの。伴奏として演奏の始まりから終わりまでずーっと持続音を奏でるための楽器で、リズムを作る打楽器タブラや主旋律の笛バーンスリのように目立つことなく、地味。でも間違いなくこの伴奏がインド古典音楽の雰囲気を作っていて、影の主役!?

 心身を浄化してくれそうな振動に浸れるインド古典音楽、そしてタンブーラと共鳴する声を持つ彼女のライヴ、また聴きに行きたいな。

2014年2月15日

雪まみれの2月

例年、東京でも1回は雪の降る1月が、今年はカラカラ。ところが2月に2回も大雪。東京の南の端っこ、積雪量は都心の倍以上…(笑)。


                                                            ↑ 家からの景色。
                翌朝にはさらに積もっていました…。

久しぶりに寒い冬となった今シーズン。コートは、暖かいけど動きやすい軽さがあって、撥水性もほしい!でもダウンコートはヴィーガンに反するし…。

偶然に見つけたのは、光電子という素材。着る人の遠赤外線(体温)を光電子繊維が吸収し放射し、人体に送り返すことで自然な暖かさが持続する、という。
いくつかのスポーツウェア・ブランドでは肌着からコートにまで採用されて、シリーズ展開されている。見知ったダンスウェア・ブランドから光電子コートを選んだ。

このコートが記録的大雪を乗り切らせてくれました。
一見、薄い中綿コート。それが吹雪のなかを歩いても暖かく、満員電車で汗ばんでも蒸れなかった優秀素材。
今後もお世話になりそうです。よろしく、光電子☆