2024年6月8日

呼吸を練習して「より良く生きる」

  呼吸はツールとして意識的に使うことができるものだと思ってきた。例えば、自律神経系の切り替えツールとして。ヨガの呼吸法には、交感神経と副交感神経をそれぞれ優位にさせるものがあるし、ピラティスやエクササイズでは呼気のタイミングで腹筋を使う。ダンスでは音楽と共に身体を動かすために呼吸を操る必要がある。呼吸のクセが体幹の強さに影響すると薄々感じていたけれど、それすらも抑え込めるようにするのが体幹の強さだと思っていた。

 日常での呼吸を改善するために練習する必要性を多くの人が感じているらしい。アフターコロナはマスク生活を定着させ、精神的だけでなく身体的にも深呼吸することが難しくなった。

そして、きほんの呼吸®︎ を練習する機会を得た。人それぞれ異なる呼吸動作を定量化する試みと併せて、呼吸動作をより良くするためのエクササイズの数々は、すぐに出来なくても狙いが理解しやすく、効果を体験できるところが面白い。目下の課題、風船を膨らませる際に肩と首を使いすぎないこと。


追記

 きほんの呼吸®︎ 呼吸トレーナーLの資格を取得しました。バレエ・テクニック+呼吸、ヨガ+きほんの呼吸®︎、きほんの呼吸®︎をすべての人にお伝えできるようになりました(残念ながら日本語のみ)

 呼吸動作の要である横隔膜。体幹の機能に関わる横隔膜と骨盤底筋群(骨盤隔膜)を連動させるために、呼吸筋を使ってトレーニングしていきます。